suhibutterの日記

sushibutterの日々の気づき。

人を見下したくない。

私がたまにやってしまう悪い癖、それは人を見下すこと

見下したくない理由

人は訓練をしていないと、ちょっとした自然や仕草で自分の考えていることがすぐにバレますので、もちろん私の見下しも相手に伝わってしまい、その後何が起こるかというと見下し返されるのです。

見下す人(私)の心の動き

  1. こいつを取り巻く状況と、こいつの悪いところが見えるぞ!
  2. こいつにはその自覚がないだろう。
  3. つまりこいつに比べると私の方が優れている

3.は短絡的で直感的に理解できる気がするんですが、確実に飛躍があります。

見下された人の心の動き

  1. こいつは俺を見下しているな?
  2. こいつにもダメなところがあるのは知ってるぞ
  3. こいつは自分のダメなところを自覚せずに人の悪いところをピックアップしている
  4. 自分のことすらわからない、器の小さいやつだ

※ダメなところは、1が起こってない時点では特段ない場合もありますが、誰しも探せば粗は見つかるものなので、すぐに2に移れるでしょう。(そもそも人を見下す時点で短所ですし)

見下しをする心理の論理的飛躍

↑の2で出てきましたが、誰にでも悪いところはあり、それは自分からは見えないのです。 しかし、2つ前のセクションでは、言外で「(悪いところのない)私の方が優れている」と、自分には悪いところがない前提で見下し判断をしましたが、それが飛躍です。

自分の悪いところは自分からは見えづらいものです。 物体としての自分が目に入ってくる面積が少ないとか、喋るときは声を出すことに集中するので自分の声が聞こえづらいとか、そういうことも関係している気がします。

補足:もう一つの見下したくない理由

自分が見下されると嫌だから、優しさから今後はしたくないです。

見下しをしてしまう理由とその対処法

1つは、自尊心が低くプライドが高いから、らしいです。 一般論としてはこういう理由らしいです。 自分と人を見比べて、自分の方がより良い人間だと安心したいのでしょう。

まだまだ余裕がありますね。もっと自分のことに集中しましょう。

2つめは、迷惑を被った、損をした、と思うからです。 これは私の体感です。

例えば仕事で議論をする場面があったとします。 しかし相手が議論下手で、要領の得ない発言になり、議論が脱線し長引いたとしましょう。 その時、私はそれに気付き、本筋に戻したり、その人の言うことをまとめる役になったとします。 そんな役は大変ですよね。あっちは好き勝手喋ってるのに、こっちは自分の意見も述べつつ、相手の意見もまとめながらゴールに向かわなければなりません。 そんな時、「こいつ頭悪いな〜(ため息)」と、思ってしまいがちです。

しかし、能力や特性は人によって違うのです。 その人にできて、私にできないことも多くあるはずです。 私が持っていない長所がわかったら、それをここぞとばかりに利用すればいいだけです。 違いこそ社会や集団の価値です。

特性的に、ある状況下で人より多く力を発揮せざるを得なかったとしても、 それはその状況下だと輝きやすいということなので、評価を受けやすくてラッキーだと思っておくことにし、諦めましょう。

もし、相手(人or会社)がこっちのリソースを利用し、怠けて寄りかかっているだけだったとしたら、切り捨てましょう。

ちょっと脱線しますが、自分の中に、自分の欲求に従った明確なビジョンがないと人や会社に利用されがちになると思います。 自分基準ではなく、「他人から●●と思われる」ことが目的になるからです。 そのビジョンがなかったら作り、あったら常に行動をビジョンに照らし合わせ、自律的な人間であることアピールし続けることは、利用されない為に有効だと思います。